PCM、あるいはサンプラー、シーケンサーなどで曲を作っていくにあたり、
ステップ入力だけでは、ライブ感を出すというのは難しいところです。
シーケンサーというものは、8小節を繰り返し演奏するのには向いているのですが、
1曲まるまる4分間同じフレーズを繰り返すのではちょっと物足りないところです。
そういうのもあって、1パートくらい手で弾いたキーボードを入れてみるのも
手だと思います。多少ヘタッピであっても、編集できるのがDTMの良いところです。
じゃあ今回はキーボード、というかシンセサイザーの話です。
シンセサイザーと一口にいっても色々な種類があります。
まずはアナログシンセ。MOOGって聞いたことありませんか?
もしくはTシャツとか。MOOGってアナログシンセでは知名度が高いシンセのひとつです。
もう、見るだけで失禁しそうです。
キーボードなしなんてのもありますが、これはMIDIキーボードが
別途必要です。それでもこのラジオ基地みたいなルックスが
カッコよすぎる。
これは最近よく目にするREVOLUTION、なんともカッコいいですね。
音がぶっとくて、ちょっと不器用で、なんといっても見た目がよい。
しかし、値段がめっちゃ高い。欲しくなる気持ちはわかりますが、
このページを参考にしていただいているような方にはまずオススメしません。
ということで、お金のない僕らには、VAシンセというやさしいシンセがあります。
このVAとは、「バーチャル・アナログ」、つまり仮想的なアナログなんです。
パッと見、ツマミがいっぱいあって、アナログっぽいのですが、
中身はデジタルなんです。音はアナログになると若干細いのかもしれませんが、
とりあえず僕は気になりません。コンプかけたりして紛らわしましょう。
こちらはVAシンセでも有名なNORD LEAD
※でもこいつはMOOGばりに高い・・・
同じ赤でもお値段抑えめ、ALESISのMICRON
財布にやさしい国産KORGのmicroKORG
ミニ鍵盤ですが、音はぶっとい。
音作りが若干難しいですが。
こちらは一昔前に出たKORGのMS2000
僕はラック版のを持ってますが、
かなり音が作りやすいです。オススメ。
上記の2つはどちらも、電子音的なものがメインで、自分で音色を作るタイプの
シンセなのですが、「生音が欲しい」とか、「音色つくるのめんどくさいよ」って人に
オススメなのがPCMシンセです。
これはいろんな音をサンプリングして鳴らしているシンセです。
アナログやVAほどではありませんが、ある程度音色をいじることもできます。
ピアノの音なんかは、VAシンセで作るには難しい(どうしても電子音っぽくなる)ので
生音が欲しい方はPCMにするといいと思います。
こちらもピンキリありますが、5万くらいで買えるものでも全然良いと思います。
選ぶときは、自分がどの音が欲しいか(たとえばピアノ)決めて弾き比べてみると
いいと思います。ちなみに僕はセールで安かったという理由で決めました(笑)
もう高いシンセはいいやと思ったので、手ごろなPCMシンセ3種
何気に職人な音が人気の YAMAHA MM
僕が安さで買ってしまったROLAND JUNO-D
ROLANDってあまり好きな音ではないのですが、
意外に軽くて使いやすくてよい買い物をしたと思ってます。
にくい迷彩のあんちくしょう KORG X50(これでも限定)
この辺ですかね、サンプリングで足りない部分を補ったり、
打ち込みだけでは物足りない方は一芸加える意味も込めて練習してみたり、
楽器演奏って、へたくそでもストレス発散になりますもんね。